【社会】「魔が差した」西南学院の管理職が1300万円を着服して諭旨退職。福岡市早良区

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学校法人西南学院(福岡市早良区)は1日、事務局の管理職だった50代男性が、
2011~17年に出張旅費を二重取りするなどして、総額約1300万円を着服していたと発表した。
昨年12月31日付で男性を諭旨退職処分にした。

学院によると、男性は11年10月~17年10月、学内外で開催される講演会などの出演者に支払う経費に、
自身の出張旅費を加えて請求。これとは別に学院に対して出張旅費を請求し、計約800万円を着服した。
さらに地域の祭りなどの催しで、景品として使用する図書カードなど計約500万円相当も着服したという。

会計課が昨年10月、不自然な会計処理を見つけて問題が発覚。男性は「魔が差した」と認めた上で
返済を約束したため、諭旨退職処分にした。今年6月末までに全額返済されたという。

学院では出張旅費は事前に支給され、領収書の提出は義務付けられていなかったことなどが
原因だったとして、管理体制を見直すとしている。