【スウェーデン】白昼に王冠盗まれる「ジェームズ・ボンドそのもの」

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白昼に王冠盗まれる「ジェームズ・ボンドそのもの」
2018年8月2日 5時25分

スウェーデンストックホルム近郊で先月31日、17世紀に作られた王冠が2人組の男に盗まれました。犯人は、モーターボートで逃走して姿をくらまし、現地のメディアは、白昼堂々と行われた事件を「映画のようだ」と伝え、騒ぎになっています。

事件が起きたのはストックホルム近郊のストレングネースにある大聖堂で、現地時間の昼ごろガラスケースに入れて展示していた王冠などが2人組の男に盗まれました。

目撃者の話では、犯人は大聖堂のそばの湖に用意してあったモーターボートに飛び乗って逃走したということです。警察が、ヘリコプターなどで逃げたボートを捜していますが、犯人は姿をくらまし見つかっていません。

地元の警察によりますと、盗まれた王冠は、17世紀にスウェーデンを治めていた国王のカール9世とクリスティーナ王妃のもので、高価な宝石や真珠の飾りつけが特徴だということです。

白昼堂々と行われたこの事件を、現地のメディアやインターネット上で、「スパイ映画のジェームズ・ボンドそのものだ」とか、「逃走劇は、ドラマのようだ」と伝えられ、騒ぎになっています。

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