【青森】弘前ねぷたまつり 勇壮な武者絵や山車が街を彩る

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弘前ねぷたまつり 勇壮な武者絵や山車が街を彩る 青森
2018年8月1日 21時46分

青森県津軽地方を代表する夏祭り、「弘前ねぷたまつり」が1日から始まり、勇壮な武者絵などが描かれた色鮮やかな山車が街を彩りました。

弘前ねぷたまつり」は、国の重要無形民俗文化財に指定されている津軽地方を代表する夏祭りで、農作業の忙しいこの時期に、眠気や怠け心を払うために行われたのが始まりとされています。

初日の1日は午後7時から、巨大な扇形の飾りを載せた「扇ねぷた」と呼ばれる山車およそ40台が、「ヤーヤードー」という力強い掛け声と共に、次々に弘前市の中心部を練り歩いていきました。

「扇ねぷた」は、勇壮な武者絵と幽玄な美人画など対照的な趣をもつ2つの絵が表と裏にそれぞれ描かれていて、大きいものでは、高さが9メートルほどあります。

沿道には、多くの観光客が訪れ、次々に通る「ねぷた」を眺めたり、写真に収めたりして、祭りを楽しんでいました。観光で訪れたスイス人の男性は、「沿道の人とねぷたを運行する人が一体になっていてとても楽しい祭りだと感じました」と話していました。

弘前ねぷたまつり」は、今月7日まで行われ、合わせて77台の「ねぷた」が運行します。