【山口敬之/準強姦揉み消し問題】どう考える? あなたと「#MeToo」ムーブメント【北村滋/中村格】[03/31]

ハリウッドの大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタインによる女優へのセクハラが昨年10月に告発されたのをきっかけに広まった「#MeToo(私も)」ムーブメント。「私も被害に遭った」と告白する女性が後を絶たず、身近にたくさんの被害があったことが分かってきた。

「伊藤さん事件」に何を学ぶか
 3月15日、NY日系人会である講演が行われた。ゲストスピーカーとして登壇したのは伊藤詩織さん。昨年5月、TBSの元ワシントン支局長、山口敬之さんから「レイプ」されたと訴えた人物だ。報道によると、就職相談のため山口さんと2人で食事をし、酒に酔い(伊藤さん側は何らかの薬を飲まされたと主張)、その結果、「レイプ」されたという。いわゆる「デートレイプ」(顔見知りからの性的暴行)だ。伊藤さんは被害届を出したものの、山口さんは不起訴、検察審査会でも「不起訴相当」との議決が下された。現在は精神的被害を訴え民事訴訟を起こし、係争中。
 この日、オレンジ色のセーターに細身のジーンズ姿で、落ち着いた表情で登壇した伊藤さん。「ごく普通」の20代の女性が原告となった同事件について、第三者の立場からはどちらの主張が正しいか判断することはできない。ただ、この事件や伊藤さんの行動から何を学べるかに着目した。もし伊藤さんが主張している状況に置かれた場合、世の中の女性はどう感じ、どのような行動をとり、自分を守るのか。また、セクハラに敏感な現代において気をつけるべきことは何か?。取材を通して浮かんだ疑問を基に実施した女性への意識調査から、見えてきたことがある。

■女性の意識調査
 「#MeToo」ムーブメントについて考えるため、本紙では20代から70代の日本人女性70人に4つの質問に答えてもらった。また、日本人と米国人の男性計15人に、男性側の意見を聞いた。先入観を避けるため、いずれの質問も「伊藤さん事件」関連に使用するとは伝えていない。

(中略)

デイリーサン的EYE
「紳士的」とは具体的に「不必要なボディタッチをしない」「下ネタを言わない」「終電で帰す」が鉄則。「夜より昼」「酒よりコーヒー」に誘うのが理想的のよう。山口さんはほとんど当てはまらない。

(詳細はソースにて)
03/30/2018 DAILY SUN NEW YORK
https://www.dailysunny.com/2018/03/30/metoo0330/
『どう考える? あなたと「#MeToo」ムーブメント』