発達障害の人に向く職業、向かない職業は何か知ろう

大人の50人に3人程度は発達障害といわれるが、個々の特性に合った職に就けば、彼らも十分にその能力を発揮できるという。

● まずは発達障害を 正しく理解しよう

 近頃よく耳にするようになった発達障害。だが、一口に発達障害と言っても、大きく3つに分類され、それぞれその特性も異なる。

 まず、ASD(自閉症スペクトラム)。かつては「自閉症」「広汎性発達障害
「特定不能型広汎性発達障害」「アスペルガー症候群」などさまざまな名称が用いられていたが、現在ではそれらを総称して、「自閉症スペクトラム」と呼ばれている。

 主な特性は、「コミュニケーションの障害」「社会的なやりとりの障害」「こだわり行動」の3つ。一言で言えば「空気が読めない」

では、向いている職業には、どのようなものがあるのか
「向いているのは『コミュニケーションをあまり必要としない職業』です。
また、なにか1つの物事に対して抜群の集中力を発揮する、という特性も持っているので、
研究者、校正・校閲のような、スペシャリスト的な仕事に向いています。単純な入力作業など、同じことを何回も繰り返すような仕事にも向いているでしょう」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180710-00174387-diamond-bus_all&p=1