【サッカーW杯】菅官房長官ら閣僚が日本代表を称賛「健闘をたたえたい」 時間稼ぎには疑問も

サッカー日本代表がワールドカップ(W杯)ロシア大会で決勝トーナメント進出を決めたことについて、閣僚から29日、「大変良かった。健闘をたたえたい」(菅義偉官房長官)と称賛の声が上がった。試合終盤で時間稼ぎに終始した日本代表の戦い方には擁護と疑問の見方が交錯した。

 記者会見で菅氏は「ルールの中でさまざまなことを考えた上での戦略だろう。重要なのは1次リーグ突破だ。素直に喜びたい」と語った。次の試合に関し「全てを吹き飛ばす素晴らしい戦いをしてほしい」と期待した。

 加藤勝信厚生労働相は「直前に交代した新たな監督の下で、選手が力を発揮して2大会ぶりに決勝トーナメントに進出できたことは大変素晴らしい」とたたえた。

 林芳正文部科学相は「すかっと勝って決めてほしかったという気持ちはあるが、日本中が歓喜に包まれ、私も喜びを分かち合いたい」と述べた。福井照沖縄北方担当相は「武士道という観点から言えば100パーセントではないかもしれないが、監督を称賛したい」と指摘した。

2018.6.29 11:25
サンスポ
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